「住宅ローンの選び方と、女性の思わぬ一言…」

面白い人々

こんにちは、シンジです!建築業界と不動産業界で培った経験を活かし、注文住宅を検討中の方に向けて、知っておくべきポイントをお伝えします。家づくりは大きな決断なので、プロの視点から役立つ情報をわかりやすく解説していきます!

住宅ローンを組むとき、共働きのご夫婦には**「連帯債務」「収入合算」**の2つの選択肢があります。連帯債務は、奥様とご主人様が二人でローンを背負う方法。一方、収入合算は、ご主人様が主債務者となり、奥様の収入を合算してローンの審査を通す方法です。

毎回この説明をすると、皆さん真剣に話し合います。どちらが家族にとってベストな選択肢か、ライフスタイルや将来の収入の変化などを考えながら、ご夫婦で慎重に検討されます。

でも、たまに、ですけどね…奥様から、なんともヒヤッとする質問をされることがあるんです。


ある日、いつものようにご主人様と奥様に住宅ローンのメリット・デメリットを丁寧に説明していました。「ご夫婦二人での連帯債務は、収入のバランスが取りやすいですが、収入合算ならご主人様がメインになります…」とお話しし、話は順調に進んでいました。

ご夫婦で「じゃあどうしようか?」と相談する時間を作り、私もその様子を見守っていたんです。

そして、ご主人様が席を外したその瞬間。

奥様が、私にちょっと小声で近づいてきて、言うんです。「あの…もし離婚した場合って、どっちが揉めますか?

その瞬間、背中に冷たい汗がツーッと流れましたね(笑)。さっきまでの和やかな雰囲気が一転して、これは非常に繊細な問題に発展するかも…なんて考えながら、「う、うーん、離婚ですか?」となんとか返しました。

奥様の表情は真剣そのもの。「そう、もしも、ですけど…どっちが面倒くさいことになりますか?」と再度質問。

女性って、なんてリアルなところを見てるんだろうと、思わず感心しました(笑)。お二人がこれから幸せな未来を築くために家を建てるという話のはずが、離婚後のリスク管理を心配されているとは…。


そこで私は、考えに考えて、こう返しました。

どちらにしても揉めますんで…お好きなほうを選んでください!」と、満面の笑顔で。

奥様も少しはっとした顔をして、次の瞬間、笑いがこぼれました。「そりゃそうですよね、どっちにしても揉めますよね~」と。

いやあ、本当に女性の視点って深いなあと思う出来事でしたが、最終的にはご夫婦仲良く笑顔でローンの選択をされました


結局、家を建てるのも、ローンを選ぶのも、そして…もしもの時を心配するのも、夫婦の共同作業なんですよね。どんな選択肢を取っても、最後にはお二人でしっかり話し合って決めるのが一番だと思います。

それにしても、次に誰かに同じ質問をされたら、またあの「どちらにしても揉めます」という返しを使ってみようかな(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!注文住宅の成功は情報収集がカギです。業界のリアルな話をこれからも発信していきますので、ぜひ引き続きブログをチェックしてください。理想の家づくりを応援しています!

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